A Confession of a ROCK DRUMMER

KenKenという太鼓叩きの独り言。

フレディ・マーキュリーにちょっとだけ想いを馳せた11月24日。

 

 

なんか、すっげーナメくさったタイトル付けちゃった、どうしよう。

 

 

いや自分Queen大好きなんです、フレディも勿論大好きです。信じて下さい、マジで。

 

 

 

 

 

 

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』観てきました。

 

期待値を大きく上回る、素晴らしい映画でした。

出演者、特にフレディ役のラミ・マレックの演技が素晴らしかったですね。もう完コピ。

実際に本物と見比べるとちょっと縦アス比が短い気もしましたが、それがデフォルメ感あって逆に良かったです(何だそれ…

他のQueenメンバー役の人達も、もう完コピですよ、ええ。

ブライアン・メイ役のグウィリム・リーなんて、ブライアン本人が「俺かと思ったわ」て認める位そっくりで。

 

 

「シナリオが所々史実とちゃうやんけ!」というツッコミも散見されますが、まぁ良いじゃないですかそこは、って感じです。

まぁ正直自分も鑑賞中、全くそう思わなかったというワケではないですが、最後のLive Aidのシーン(これも完コピ)見たらもうなんか色々どうでも良くなりましたね。

アレは泣けますよ。いや泣きました、はい。

最近ベタな御涙頂戴系シーンとか全然何も感じないのに、ライブ映像見ると泣いちゃうんですよね。

以前見たPearl Jamの『Let's Play Two』や、The Beatlesの『Eight Days A Week』もボロ泣きしましたから。ええ。

やっぱ俺ロック好きなんだなって思いました(ぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Queenというバンドに出会ったのは、自分がまだ9歳とか10歳とか、そこら辺の時。まだドラマ「プライド」(キムタク主演のアイスホッケードラマ。知らない?)が放送される前。

ちなみに自分の音楽遍歴のスタートは山下達郎The BeatlesQueen→The Doobie Brothersという流れでしたので、自分の音楽嗜好の根っこを成しているバンドの1つがQueenだったりします。

当時家にあったベストアルバム、何周したかなぁ、ってくらい聴きました。

この辺は完全に父の影響です。

 

 

 

 

当時はYouTubeなんて無かったので、たまにNHKや、その他ケーブルテレビなんかで放送されてたライブ映像やドキュメンタリーなんかを通して、動いている彼等の姿を観ていたわけです。

初期のグラムロック風のフレディと、後期の短髪口ヒゲ姿のフレディを見比べて、「何でこんなに違うの?」なんて父に聞いていたのを覚えています。

 

 

 

その後高校に入ってバンドを始めてからは、当時流行の邦ロックとか、90年代のグランジオルタナに傾倒するようになって、Queenは殆ど聴かなくなっていったけども、「え、Queen?そんなの良いに決まってんじゃん、アホなの?」みたいなフザケた事平然と言っちゃう位には、自分の根底を成す音の1つになってました。

 

 

 

 

 

 

そんな中で映画が公開されて。

ここ最近Apple Musicを始めて、名前こそ知っていたけど何故か聴いてこなかったアーティストの作品を改めて聴く事が多くなっていて(その流れで聴いたのがPaul WellerPeter GabrielTodd RundgrenMarvin Gayeなど。バラバラやな)、ボヘミアン・ラプソディ』の公開は、自分にとってQueenというバンドを再評価する、良いキッカケになりました。

早速Apple Musicで全アルバムちゃんと聴き始めたもんね。

子供の頃は知らなかったQueenというバンドの歴史、メンバーの人間的な側面なども、今回の映画から始まり、その他ドキュメンタリー作品を観直して、知っていきました。

 

 

そして、音楽を鳴らす人間として改めてQueenに向き合うと、また新たな発見があるわけで。

ドラマー目線から見たロジャー・テイラーは、やっぱりジョン・ボーナムに結構影響受けてんのかなあ、なんて感じたりとか。

まぁ最終的に「この人達クッソウマいっすわ」っていう何とも頭の悪い回答に至るワケなんですけれども。

 

 

 

 

 そんな中で改めて思う、フレディ・マーキュリーというアーティストの凄さ。

高い歌唱力だけじゃなく、作曲力や、その独特のファッションセンスでバンドのイメージをどんどん形作っていくカリスマ性。

デヴィッド・ボウイはかつて「彼は全てのオーディエンスをその掌の中に掴めてしまう人だった」と評している。

 

何を取っても「何だこれ、バケモンか」ってくらい衝撃を受けるし、探せば探すほど新たな発見もある。

最初はグラムロックくずれなんて揶揄されたその姿も、時代の波風に耐え続け、現在でも変わらぬ普遍的魅力を放ち続けている。

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ、1991年11月24日、45歳という若さでこの世を去った事がとにかく惜しい。

 

 

 

 

 

ブライアン・メイは、フレディ死後にQueen名義で発表したシングル「No-One But You (Only The Good Die Young)」で、彼のそんな姿をギリシャ神話に登場する天使イカロスに例えている。

 

Queen - No One But You (Only The Good Die Young) [Official Video] - YouTube

 

One by one

Only the good die young

They're flyin' too close to the sun

(1人、また1人と

良いやつばかりが若くして死んでいく

高く飛び過ぎて

太陽に近付き過ぎてしまったから)

 

 

 

イカロスについては各自ググってくれ、説明すんのなんか面倒くせぇ(えぇ…

 

 

 

 

才能を持った人は大体早死にする。ジミ・ヘンドリックスもそう、アイルトン・セナもそう、ジャン=ミシェル・バスキアとかもそう。まだまだたくさんいる。

高みに登り過ぎて、太陽に過度に近付いて溶けて無くなってしまうかのように。

フレディの姿もきっとそんな風に、残されたメンバー達の眼には映ったんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに自分が一番好きなフレディの姿は、ちょっとアレかもしれないけど、

彼の生前最後の出演作となったPV「These Are The Days Of My Life」での姿だったりする。

 

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エイズガリガリに痩せ細っちゃってるのに、その姿に不思議と痛々しさはなく、何というか…特に最後、上を向いて"I still love you..."と歌った直後、自らの命と引き換えに「フレディ・マーキュリー」という存在を最後まで演じ切った達成感のような、そんな爽やかさみたいなものを感じてしまう。

それこそプログラムを完璧に演じ切ったフィギュアスケーターのような。

 

 

 

 

その後俯いて少し笑うんだけど、あの瞬間、彼はフレディ・マーキュリーから、本来の姿、ファルーク・バルサ(本名ね)に戻ったんだろうな。

 

 

 

 

デヴィッド・ボウイもそうだったけど、死を受け入れた人間の放つ神々しさって、何であんなに美しいんだろうか。

最後の最後までアーティストとして自らを演じ切った、完璧なフィナーレだと思います。

 

 

 

 

後にも先にも、こんな人は出てこない。

そう思わせる人物でした。

 

 

 

 

今でもこのPV観ると泣いちゃうんだけどね。

歌詞読みながら曲聴くともっと泣いちゃうんだけどね。

 

 

…そんな11月24日でした。

 

 

Queen - These Are The Days Of Our Lives (Official Video) - YouTube

 

 

 

Freddie Mercury Forever.